ファブキューブ 水と空気 は、現在準備中です。
2022/07/01 20:27
*新型コロナとこれから
新型コロナの影響で自粛生活が始まってから私たちの生活は一変しました。ひととの接触を避け、自宅に閉じこもり見えない恐怖に怯えながら賑わいのない生活を強いられた私たちに新型コロナは見えない危険の恐ろしさを教えられました。近代社会でも対応できないウィルスに対して私たちは成すすべがなく、できる限りの非接触な生活をすることで日常の暮らしを取り戻そうとしています。
私がアフターコロナで最も変わると予想しているのは空気環境の改善です。
従来私たちは食物の安全性こだわり、消費期限ではなく賞味期限にこだわる。
水道水を恐れ、ペットボトルのミネラルウォーターを購入することに飽き足らず、ウォーターサーバーで料理にも飲水も全てミネラルウォーターを使っている家庭が増えています。
それなのに毎日無条件に体に取り入れる空気には無頓着でした。
ひとは目に見えないものは意識をしていなければ無いものとして気にすることはありません。
例えば喉の痛みや息苦しさが呼吸が原因だとしても、のど飴をなめてみたり等対処療法を試みることが一般的で空気質を向上させようとは考えません。
新型コロナで空気感染の危険性が可視化され空気感染の危険性が広く知れ渡りました。新型コロナの流行は世界中に空気感染の恐ろしさと空気質への意識を高め、室内空気質の環境対策の重要性を意識うることとなった大きな転換期と言えます。
70年代の公害では工場から吐き出される公害物質が原因でたくさんの人々が体の不調を訴えたことで、これに対応して国も工場から排出される公害物質を規制する法律を作りました。室内環境についてはシックハウス症候群対策としてホルムアルデヒド他揮発性有機化合物が発生する建材の制限を行いましたが、室内の空気質については実質放置されてきたと言えます。その問題に対する明確な対策を怠っていたことが、新型コロナの流行で明らかにされて、オフィスや人の集まる室内での室内環境の向上に注目が集まり、その問題の対策を早急に行わないとイメージの低下を招く事態となることでしょう。
完全な空気質の提供が今後職場選択の項目として取り上げられる日が来るかもしれません。
